ファマディハナ
- 2007/08/18(土) 21:55:54
今日は、ホームステイしている家族の親戚でファマディハナがあるので、一緒に行きました。
マダガスカルの中央高地の部族では、火葬でないので燃やさなく、遺体を布で巻いてお墓にいれて置くのです。
ファマディハナは簡単に言うと、お墓に入っている遺体を取り出して、新しい布で包み、そして先祖と再開を祝して宴会をし、またお墓に入れるという儀式です。
そのお墓が写真のように石作りで作られ、立派なものです。

よくこのようなお墓を町の中や郊外で見たりしていたので、ちょっと中を見てみたかったので、今回見れるかもと思いつつ期待していたら、
お墓の入り口から写真とってもいいよ。といわれ、カシャ!カシャ!。
そしてちょっと40歳前後の人が、中に入っていいよと言われ、ドシドシとは入らず、横になっている先祖に遠慮気味でそーと入って行き、写真をカシャカシャ。
中はやや涼しく、ややかび臭いと言うのとはちょっと違っていたが、死体が入っているのが分かりそうな匂い。
お墓の中の構造は、正面、両サイドに二段式ベットのような棚ができており、そこに約30遺体ぐらい横になっていました。
想像より多くの遺体に囲まれ、ちょっと好奇心よりも、こんなところに外国人が入っていいのか、しかも写真を撮りまくり。
日本だったらバチが当たりそうな感じだけど・・・。

↑お墓の中の写真
今回のファマディハナは、お墓の中が先祖(遺体)で一杯になったので、新しいお墓を作ったそうです。
比較的若い遺体のおじさんとおばさんの二体をその新しいお墓に移すためのファマディハナでした。
まず、孫、ひ孫たちが遺体を担ぎ上げて運びます。この孫たちはおじさんの写真が入ったTシャツを着ています。
なんとおしゃれで、息のあった孫たち。さすが。

その後、遺体をおじさんたちが新しい布に巻いて、お祈りと宴会が始まりました。
ここでおかしいことが、新しい布を遺体に巻くのは、家族の人でなく、どこかのおじさんたち。
さすがに、数年もたっている遺体なので汚れもひどいし、匂いもあるが、やはり家族が新しい布を巻いてあげるのが、先祖をいたわるためにもやるべきでしょう。
たぶん、このおじさんたちはいくらかもらってやっているはず。

↑写真は、布を巻いているところ。
布を巻いたのはいいのだけど、結ぶ紐を用意していなくて、街まで買いに行ったところは、やはりマダガスカル人らしい。
この後は、お祈りと宴会。
自分たちは、親戚の人が宴会の場所を用意し忘れたので、ここで退散。
おそらく、朝まで踊ったことでしょう。
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